R0Z-group’s diary

ベンチャー・スタートアップのリアルな日常を味噌カスな文章、好きな女の子のタイプと共に1:1:8の割合でお届け♥ 仕事くれなくていいんで愛を下さい(切実に)。

僕が税金を気持ちよく払うには

最近ニュースやコラムなどに増える機会が多くなった。
その中で不愉快な気分になる事がある。
税金の問題だ。


この記事を読んでいて日本の政治家もこれくらい割り切りが良い方が良いのでは?
と思いました。


日本の納税者は金に関しての意識が非常に低いのではなかろうか?
僕の親も経営者だ。
30人弱の従業員の給与を毎月払っている。
もちろん、社会保険、厚生年金分のお金も払っている。
僕も、然りだ。
親の意見は、社会保険、厚生年金のお金は払うべきだという。
僕も、頭では理解できるし、きちんと毎月支払っている。
だが、気持ちが悪いのはどこにその金が使われているのかが、見えないということだ。

日本の政治家は多くの場合、マニュフェストを掲げ、民意を投票という形で、そのポストに収まる。
しかし、当選後の彼らの働きはあまり表に出ない。
彼らの給料は、我々の払っている税金から支払われている。
だが、詳細にどこにいくら使われているかは、一元化され明確化されていない。
(見にくい、使いにくい、探しずらい)

東芝の不適切会計問題などが昨今話題になっているが、
あれくらいの規模の会社には、RI情報として、会社の会計情報が公に公開されている。
ある程度の(純利1億円を超え10年〜20年ほど経営をしている)会社は、
多くの場合、税務調査が行われているため、金の流れを明るくしている必要があるからだ。
実家の料亭も、40年ほど経営しているため、2〜3回程度税務調査が行われた。

しかし、政治家の場合はどうだろうか?
彼らはトップダウンで決められた予算の中で方針やどこに金を使うかを決める。
それについて、誰が整合性を把握するための調査を行うのだろうか?
メディアなどに取り上げられなければ、
明るみに出ないような不適切な内容も含まれるのではないだろうか?

僕が不快感を感じたのはここだ。
果たして、自分たちの血税は適切に使われているのだろうか?
何故ここに問題提起をするかというと、
自分自身、会社経営をし、毎月社会保険、厚生年金の支払いを行う。
自分のみならず、社員の将来の生活も考えて払っている。
その金は自分たちのサービスを利用してくれたお客様から頂いたものだ。
お客様のおかげで自分の生活がだんだんと豊かになっている。
目に見えない人のために多くの税金を払うことには何の抵抗もない、
しかし、税金を払うことが当たり前として受け止めてしまっている人に不快感を覚えてしまう。
もっと、何のために、どういう目的で、どこに使用されているのかがはっきりと広報する義務が、政治家にはあるのではないだろうか?
そして、そこに、納税者は安心を得るべきではないだろうか?
確かに、ある程度のデータは公開され、領収書の中身ですら閲覧できる。
しかし、それは然るべき場所に赴かなければ、見ることはできないのが現状だ。
また、多くのデータは全体でみるとこのくらいです。といったような、その他大勢で一括りにされる。
我々一人一人は、データ上からすると、その他大勢に含まれるかもしれない、
逆を言えば、その他大勢は人間の集合体であり、それは一人の人間から構成されている。
そのことをもっと意識して欲しいし、したい。
何故、税金を払わなければならないのか?
という議論ではなく、払った先にどのくらいの結果が出たのか、出る予定なのかが欲しいのだ。

マニュフェスト通りとはいかないだろう。
会社経営も然りで、最初掲げた目標と結果は必ずしも同じとは限らない。
政治家も個人事業主や経営者のような感覚がないとダメだと思う。
しかし、もっと、データを公開するべきではないだろうか?
政治家の平均給料は〇〇万円ではなく、兵庫県知事は〇〇万円貰っている。
福岡県の中央区長は〇〇万円というのを公開し、その分このような仕事をし、結果はこうでした。
というような、分かりやすい指数がないと、やりきれない部分が多い。
僕が実際にお金を払い、気持ちよく支払うためには、
そのくらい割り切りの良いことをして貰わなければ支払いをたくない。

公務員に対しては、
公人という以上はそのくらいしても良いのではないだろうか?

納税者に関しては、
自分が払っている税金を払うことに文句を言うんじゃなくて、
どこに使われたら気持ちいいか金を支払えるかを議論した方が良いんじゃない?
というお話でした。