R0Z-group’s diary

ベンチャー・スタートアップのリアルな日常を味噌カスな文章、好きな女の子のタイプと共に1:1:8の割合でお届け♥ 仕事くれなくていいんで愛を下さい(切実に)。

今回の帰省で得た経営の「恐怖」という感情と自分の中の「覚悟」の話

どうも、Da!k!です。

 

新年明けましておめでとう御座います。

私は無事福岡に帰って参りました。

 

さて、前回私の実家は料亭をやっておりますという内容のブログを書きました。

 

実家の料亭が今後売上げを伸ばすために行う3つの方法 - R0Z-group’s diary

 

今回は帰省して得た感情と新たな目標の話です。

 

昨日「銭の戦争」(関西テレビ系列/毎週火曜日 夜10時から放送)を見て、

正直実家も状況的にはあんな感じだよなと、ふと感じたのでブログにしてみました。

 

 

実家の状況を一言で多く申しますと、

 

自転車操業」「リビングデッド経営」「家の基盤をシロアリに食われた新築」「生ぬるいお風呂から出られない症候群」etc..

 

です。

 

お金の流れって本当に面白いんですが、

(僕の家の場合は、、、)長く経営すればするほどお金が濁っていきました。

 

経営者、及びそれに付随する家族には基本的には保証なんてありません。

しかし、大口の取引先や、安定した集客が見込めると、

お金を使わずにはいられないのか多大な消費を行い始めます、

すると、当たり前ですが面白いくらいお金が無くなる。

儲かっている内は全然それでもいいんです。

返せる見込みのある期間は、、、

ですが、時代の流れ、政治、道路増設、様々なことが変化していきます。

 

例えばそれにより売り上げが落ちたとします。

外部要因で売り上げが左右されると、

頭の良い経営者は耐え忍び新しく施策を講じると思います。

実際、実家が耐え忍び新しい手を打ったかと言われれば、打ったと聞いています。

それでも、一度お金を使う感覚を味わうと生活の質はなかなか落とせません。

 

順序としては、

1.売り上げは下がる 

⇒ 2.消費行動はやめられない

⇒ 3.生活はできなくなる 

⇒ 4.借金をする

⇒ 1へ戻る

 

一度見栄を張った人間は、見栄を張らなかった時代には、

倒産や民事再生法を適応しない限り戻らないと思います。

(もしかしたらそれでも無理かも。。。)

 

話を戻しますが、

経営はヤバくなると誰も助けてくれません。

本当に、家族ですら相続する・しないで確実にもめます。

そして、新たな解決策(例えばコンサルを雇うとか)を提案しても、

それを受け入れようとはしません。

未来の生活よりも今の生活で手がいっぱい、実際それが現実だと思います。

 

儲かった時期に金を貸し、

儲からなくなった時には回収しに来る方たちを、

間近で見てきた人たちには分かる話かと思います。

(飲食店は金利さえ払えば継続して経営しても良いよという法律はありますが、、、)

 

だから、一生懸命働いて外部から少なからず手助けをしたい。

今回実家に帰って親父、おばあちゃんから実家の現状を聞きました。

僕にはテレビのように実家を助ける法的義務(保証人等)はありません。

両親への不平不満を挙げれば、

手料理は食べた記憶はありません。飲食店を経営してるのに、笑

正直それは今でも許せませんが、、、笑

 

それでも、お金を出し、ここまで育ててくれた恩はあります。

知らなかったとは言え、

少なからず僕もリビングデッド経営になる前の恩恵も受けていました。

 

だから、自分の会社で儲けを出す、そして何億という借金を返す。

危機感を味わうにはちょうど良い環境です。

僕は人よりもお金に執着心があります。

生まれた瞬間から何億って借金があります。

だからお金の大切さも、それらが持っている力もよく理解しています。

その反面、とんでもなく恐ろしいものだということも理解しています。

 

だから、自分が結果を出す。

自分がやっていることが社会に必要であると結果を出せば、

自ずと家族の事も助けられます。(ということを今は信じさせてください。)

 

今回の帰省は僕に商売の怖さと決断する覚悟を与えてくれました。

 

//Da!k!